【中国時報】世界最速の滬杭高鉄開通 上海―杭州間45分


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 上海と杭州間をわずか45分で結ぶ高速鉄道「滬杭(フーハン)高鉄」が10月26日、開通した。これにより2都市間の移動時間は33分短縮された。車両は、中国が独自に開発したもので、今年行われた試験走行では、世界最速の416・6キロを記録している。

 今年7月1日には、上海・寧波間を結ぶ高速鉄道が開通しているが、「滬杭高鉄」はさらに高速の時速350キロで運行。上海、杭州、寧波の3都市は、台湾系企業が集中する地域でもあり、台湾系企業もそのスピードと輸送力に期待を高めている。
 中国政府は5年以内に、上海・北京間と上海・香港間を時速300キロ以上で結ぶ高速鉄道も計画しており、開通すれば上海から両都市へは、5、6時間で移動できるようになる予定だ。