【中国時報】上海万博の台湾館 来秋、新竹市で公開


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 上海万博に出展されていた台湾館が、4億5888万元(約12億円)で新竹市に落札された。同市の許明財市長一行は上海を訪れ、外貿協会理事長との売買契約書にサイン。2011年10月1日には、新竹市民の前にお目見えする予定だ。

 台湾館購入には17の団体などが名乗りを上げていたが、最終的に入札したのは三つの機関。輸送費などを入れると、総額で8億元(約13億円)と試算されている。新竹市は新たな観光資源としてぜひほしいと、市長の判断で購入を決定した。
 新竹市では台肥ITビジネス園区の中に特設区域を設置し移設する予定で、台湾館の展示を完全に再現し、台湾を代表するIT工業都市・新竹の文化や歴史、IT技術などを紹介するエリアも設置する予定だ。