10月に台湾へ初出店し、入店まで2時間の行列が話題となったユニクロ台北店から、早くも行列が消失。台湾のユニクロファンからは、「中国や香港店に比べ高すぎる」「スタイルが古い」など、不満の声も聞こえ始めている。
台湾の法律で、中国製品の販売が制限されているため、新たに生産拠点を設けるなどコストが上昇。そのため台湾店では、香港店で約2千円、中国店では約1800円で販売している同じ商品が約3500円で販売されている。
この反動か、「台湾のユニクロ」とも言われている地元ブランドlativの人気が急上昇しており、10月の売り上げは少なくとも前月の倍以上となっている。品薄状態の商品もあり、同社では新たにベトナムで委託生産を始めるなど、対応に追われている。