【中国時報】台北市に日本街建設


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 台北市は今年、2000万元(約7000万円)を投じ、林森北路の七条通地区を日本情緒漂う「日本街」に改造する。同地は以前、日本料理屋が集中する地域として有名だったが、近年は大幅に減少し、歓楽街となっている。
 日本街づくりを指示した馬英九市長は、日本視察の際、横浜の中華街の整然とした街づくりに感銘を受けたと発言。六条通や七条通は、日本植民地時代の雰囲気を今も残す地域であり、当時の食や文化を感じさせる街にすることで、日本人観光客にもアピールしたいと語った。
 市では同地区の住民と商店の合意を得るため、昨年組織を立ち上げ、準備を進めてきており、すでに設計図も完成している。同地域は、台北市のメーンストリート中山北路に隣接した地域で、日本植民地時代、閑静な高級住宅地だった。