【中国時報】反諜報活動費を来年度15倍計上


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国防部予算 国防部(省)は来年度の予算で、内部監査に関する予算を本年度の15倍の1億5000万元(約5億3000万円)計上することが分かった。中国による台湾軍内部での秘密情報活動防止対策を強化するためと説明している。
 増額されるのは、軍の内部監査機関「軍事安全総隊」の予算。本年度発生した軍による機密漏出事件は一件と発表された一方で、反情報戦予算が大幅に増額されたことで、かつての白色テロ時代が再来するのではないかと心配する声も出ている。
 予算書の説明によると、「軍事安全総隊」では、中国の秘密情報活動を阻止するため、国防部長(長官)の執務室などを定期的に点検し、盗聴などを防止する。