アオリイカの季節到来


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 3日、しゃくりエギングのパイオニア、杉原正浩さんはトップシーズンを迎えたアオリイカを釣るために沖縄を訪れた。当初はボートエギングの予定であったが、強風のため中止。仕方がないので午前11時のフェリーで津堅島に渡った。

 津堅漁港に着くと早速、左側から長く伸びた堤防へ向かった。ポイントに着くと、島の老人が、年期の入った竿(さお)でエギを投げていた。私たちを見ると、快くポイントを譲ってくれて「今日は、イカはいないよ」と教えてくれた。確かに遠浅の海には生命反応が薄かったが、ポイントを変えて数投目、杉原さんの竿が曲がり、リールから0・5号のPEラインが数メートル程出された。巧みに寄せたアオリは1キロ、この時期にしてはまずまずの良型。この日のヒットカラーはピンク・ゴールドと察知した名人は続けて700グラムのアオリイカを追加して、午後3時の便で帰路に就いた。

 これからアオリイカはトップシーズンを迎える。

 釣りは楽しく安全を第一に。釣り場ではライフジャケットの着用を心掛けてください。(おきなわ釣王国社・仲栄真修)

12月3日、津堅漁港で1キロのアオリイカを釣った杉原正浩さん
12月4日、南部海岸で40センチと39センチ、36・5センチのカーエーを釣った赤嶺弘文さん
11月27日、糸満イカダでお父さんとガチュンなどを釣った新垣龍助君
11月28日、玉井重康さんが釣ったチンシラー48センチ、1・85キロとカーエー40・5センチ、1・37キロ(赤野)
石垣港離島ターミナル付近で50センチ2・5キロのカーエーを釣った田盛台さん(Feed Man)
11月28日、読谷海岸で66・6センチ、4・24キロのタマンを釣った徳永博文さん(餌はイカ)
12月5日、白保海岸で96センチ、10・3キロのロウニンアジを釣った新城慎悟さん(Feed Man)は釣りを始めて3カ月
11月28日、糸満沖・ジギングでナガジューミーバイ&アカジンを釣った仲西次男さん。マイボートでの釣果