【中国時報】景気が回復し高級外車品薄 ベンツ、ポルシェなど


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 中台間の関係改善と直航便解禁による景気回復で、高級外車の売上台数が急上昇。台中港には毎月、高級外車を満載した貨物が続々と接岸しているが、品薄状態は依然深刻で、カーディーラーが車を受け取るため、埠頭(ふとう)に列をなすという珍風景が続いている。

 人気のベンツは、2010年1月から11月の売り上げが昨年同期比で60%増と絶好調。8千台の大台を超え、過去最高記録を更新した。ポルシェの人気も高く、特に人気の800万円から1500万円台のステーションワゴンは、半年待ちだ。
 この高級車熱に、欧州他社も次々と台湾での販路拡大を打ち出しており、アウディは11年、14億円を投じて、台湾全土に販路を拡大。ボルボも28億円を投じて売り込みを強化し、年間売り上げ3500台を目指すとしている。