【中国時報】中国語教育強化へ学科やコース新設


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 馬英九総統は18日、中国語教育に関するシンポジウムで講演し、大学に中国語教員を養成する学科やコースの新設を促進する台湾を東南アジアの国際教育センターとする構想を発表した。外国からの語学留学生への奨学金支給もしたいとしている。

 馬総統は、先ごろ訪問したロサンゼルスで、中国語教育が重視されていることを実感。2040年には中国語がアメリカ最大の第2言語となると予想されており、中国語の重要性を痛感したと述べた。
 現在、13億人が簡体字を使用しているのに対し、古来の正体字(繁体字)を使用しているのはわずか4千万人。
 中国文化の継承者としても、正体字は、子々孫々ばかりでなく、台湾が中心となって、世界に広めていかなければいけないなどと語った。