【中国時報】台北の平均給与、台南の1・5倍に


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 台湾政府主計処の調査で、台北市の平均給与が、月額4万9200元(約14万円)で最も多く、同じ直轄市である台南市の1・5倍であることが分かった。北部でも、台北市の平均収入は突出しており、台北市への一極集中が憂慮されている。

 調査したのは、台北市、新北市(元台北県)、新竹等の北部地区と嘉義、台南、高雄等の南部地区。北部の平均月収が4万3300元(約12万円)だったのに対し、南部は3万4100元(約9万5千円)だった。
 同じ北部でも、新北市の平均月収は3万6700元(約10万円)で南部と変わらず、台北市には北部の就業人口の約半数である200万人が集中。台北市とその他の地域の格差と台北市への富の一極集中が明らかになった。