【中国時報】日本で中国骨董収集 中国人ツアー、続々落札


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 近年日本を訪れる中国人観光客の増加に伴い、日本各地の骨董(こっとう)市やオークションに参加する中国人客も急増。2010年12月上旬に東京・銀座で行われたオークションは、全参加者の半分に当たる約50人の中国人骨董収集ツアー客が参加し、名品を落札した。

 参加した杭州在住の収集家は、10日間で七つのオークションに参加。既に600万円相当の中国骨董を落札したと語った。中国人客の参加が増えているのは、中国の骨董や古書のオークションで、日本で販売されている品は保存状態がいいと、中国でも評判が高い。
 10年11月に行われた日本最大の古書市でも、中国の骨董収集熱を受け、出品数が倍増するなど、日本の骨董市場も活況を呈しており、銀座のオークション主催者も、中国人ツアー客の参加を歓迎している。