【中国時報】帝王切開が急増 建国100年の元日に出産


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 中華民国建国100年を迎える2011年、めでたい年の元日に子どもを授かろうと、台湾各地で帝王切開による出産希望者が急増。病院の中には1日当たりの出生数が開院以来最高を記録した所もあった。

 新北市(旧台北県)の楽宝児婦幼診療所の月平均の出生数は90人前後で、帝王切開は20人程度。1日平均1人以下だったが、11年の元日は4人が帝王切開を希望。開院以来最もにぎやかな元日を迎えた。
 台北市立連合病院は1日午後6時までに、各分院を含め男児7人、女児3人が帝王切開で誕生した。
 桃園県では計67人が誕生し、その半数が帝王切開だった。同県は南部の出生数が北部を超え、南部の宏其婦幼医院では、帝王切開で13人、自然分娩(ぶんべん)で11人が出産し、早朝から大わらわの元日となった。