新北市の通称「泥棒市」として知られる古道具市場の営業免許が近く切れることから、新北市は、新たに都市開発業者に経営を委託し、18日からこれまでのイメージを一掃する新たな観光市場づくりを行う。
市場が開かれているのは、重新橋の下の河川敷。古道具の屋台が並ぶ「蚤(のみ)の市」だが、雑貨ばかりでなく、盗品や非合法な品まで手に入る。これまで多くの買い物客でにぎわってきた。この風景も旧正月を過ぎると、過去のものとなる。
市の依頼を受けた麗陽公司では、これまで大学や動物園などの設計を行ってきた経験を生かし、固定した建築物を建てられない河川敷には、コンテナを利用し可動式の店舗で対応。コンビニエンスストアなどを開くことにしている。