【中国時報】EU入国ノービザに 台湾パスポートで36ヵ国OK


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 台湾人のEU諸国への入国が1月11日午前0時からノービザとなった。台湾のパスポートを所持していれば、フランス、ドイツ、イタリアなど、36カ国に最長で90日滞在できる。

 EU当局によると、入国には6カ月以上の有効期間を残すパスポートと帰路の航空券、ホテルの予約記録や会議などの招待状、入学許可書など正当な入国目的を証明できる書類が必要。90日の滞在期間中の他国への移動などの制限はない。
 2009年、イギリスがいち早くノービザ制度を開始したところ、台湾からの観光客や留学が大幅に増加したため、EU諸国でも台湾からの観光客誘致のため、制度導入の検討を開始。10年に1月11日からのスタートが決まっていた。