琉球新報社 台北１０１はこのほど、アメリカの環境性能評価システム（ＬＥＥＤ）に、エコビルディングとしての評価申請を行った。遅くとも２０１１年秋には、最高レベルであるプラチナクラスの認定書を取得できる見込みだ。
台北１０１は年間の電気料金が１億２千万元（約３億４千万円）と高く、政府の二酸化炭素（ＣＯ２）排出削減事業の対象となっていた。０９年から点灯時間の抑制などを行った結果、年間９・６％のＣＯ２排出削減に成功した。
４８３万元（約１４００万円）を投じたが、年間の電気料金を１２４２万元（約３５００万円）削減することができたため、半年足らずで回収。世界一高いビルの座は中国やドバイに奪われたものの、世界一高いエコなビルとして、新たなシンボルとなる。
