泳がせ釣りでアーラ


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 電動リールの進化で、いろいろな釣りが快適に楽しめるようになった。19日、新製品のテスト釣行に訪れたシマノ開発設計部の山本和人さんは、北部の沖釣りで電動リールを使った泳がせ釣りを行った。

 10~20キロのカンパチが入れ喰(ぐ)いの後、ひときわ大きなアタリがあり、試作の深海ロッドが海中に突き刺さった。すかさず電動リールで巻き上げると、割と簡単に巻き上がってくる。数分後、泡とともに浮いたのは29キロのアーラミーバイ。自然保護のため、わずか2時間でテスト釣行を終えた。釣り船は北谷町浜川漁港の「ゆりか」(荻堂船長(電話)090・7389・9307)。

ダイワ銀狼謝恩大会
 屋我地ビーチを会場に、ダイワ銀狼謝恩大会IN沖縄2011が開催された。本大会は、朝4時受け付け後に釣ったチヌ3尾までの総重量で順位が競われた。この日は各選手、喰い渋るチヌに悪戦苦闘、ターゲットのチヌを釣ったのは1割強の12人。その中で栄冠を手にしたのは、名護漁港で4尾チヌを釣り上げた玉城秀樹さん(金太爆釣会)で、本格的に釣りを始めて1年ほどというから驚きだ。名護漁港では年間を通して、多くの釣り人が訪れるが、ごみは必ず持ち帰りたい。
〈結果〉
1位 玉城秀樹 3尾 1・646グラム
2位 上地潤 3尾 1・586グラム
3位 大城英樹 3尾 1・392グラム
4位 川畑清一 2尾 1・160グラム
5位 伊計亮作 2尾 962グラム

 各地で釣り人のマナーが問われています。安全第一にマナーを守って釣りを楽しみましょう。
 (おきなわ釣王国社・仲栄真修)

1月14日、残波海岸で、ガラサーミーバイの51・3センチ、2・93キロと41センチ、1・24キロを釣った仲原祥吾さん
1月13日、糸満筏(いかだ)でミマイクロダイの49センチ、2.06キロを釣った安次嶺淳さん(餌・サンマ)
1月20日、石垣島川平で70センチ、4・95キロのタマンを釣った新城慎悟さん
1月23日、熱田漁港で44センチ、1キロのガクガクを釣った目取真聖也さん
1月23日、ダイワ銀狼謝恩大会で上位入賞した3選手。左から上地さん、玉城さん、大城さん
1月23日、ダイワ銀狼謝恩大会で上位入賞した3選手。左から上地さん、玉城さん、大城さん
1月20日、慶良間で2・9キロのアオリイカを釣った宮平聖士さん