琉球新報社 中国の高級レストランチェーンが台湾から撤退する中、台北１０１ビルの８６階に１月１日、２億５千万元（約７億円）を投じた台湾「最高」のレストラン「頂鮮１０１美食美景餐庁」がオープン。連日、中国人ツアー客などでにぎわっている。
出店したのは、高級海鮮レストランで知られる「台南担仔麺」の周文保さん（５４）。「中国国内の超高級レストランは、まだ需要に追い付いていない」とみており、中国の富裕層をターゲットとした新ブランドと台北の新名所の確立を目指している。
店舗面積は約３２６０平方メートルで、座席は７５０。天井高１０メートルの大ホールが圧巻だ。１人当たりの最低消費額は１３８０元（約４千円）と高額だが、開店以来１１の個室は連日満室。予約だけで座席が６割埋まる好調な出だしだ。
