「新釣法」でタマン


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 20日、新川大樹さん(チームOSC)はイザリでシガヤーダコの捕り方を習うため、師匠であるシーランドの奥平さんと、古宇利島の海岸へ出掛けた。

 この日は思ったより、シガヤータコは捕れなかったが、上げ潮になった時、潮が引いた浅場を歩いて行って、タマン仕掛けを投げ入れてから、再び海岸へと引き返してアタリを待った。

 エサはこの日に捕った新鮮なシガヤーダコ。奥平さんはこの方法で100%タマンを釣り上げていると言う。竿(さお)をセットして友人と釣り談議をしていると、鈴が鳴ったかと思ったら竿がゆっくりと曲がっていった。すかさず竿を取って巻き上げるが、遠投プラス海岸まで引き返した距離で仕掛けは200メートル以上先。巻いても巻いてもなかなか寄ってこない。やっと足元に寄せると、60センチ弱のタマンだった。

 仕掛けが普通なら届かない遠いポイントに投げられること、エサが新鮮なシガヤーダコということで、高確率でタマンが釣れるのだろう。潮の干満に注意して、ベテランと同行で試してみてはいかがだろう。

 各地で釣り人のマナーが問われています。安全第一にマナーを守って釣りを楽しみましょう。(おきなわ釣王国社・仲栄真修)

1月20日、古宇利島で59センチ、2・91キロのタマンを釣った新川大樹さん(エサ・シガヤーダコ)
1月23日、那覇一文字で38センチと30センチのオキナメジナを釣った宮城良行さん(SWFC)
1月27日、糸満筏(いかだ)でチバーの44センチ、1・3キロを釣った北野成則さん
1月23日、クイシで45・5センチと45センチのオナガグレを釣った花城清作さん(チーム磯吉)
1月21日、浜田漁港で特大4・42キロのアオリイカを釣った玉城郷司さん
1月24日、中城海岸で2.4キロのクブシミを釣った比嘉義篤さん(エギ3.0赤)
1月23日、佐良浜漁港(伊良部島)でクブシミ1・3キロを釣った与儀麻仁君(小5)
1月23日、佐良浜漁港(伊良部島)でアオリイカ1.2キロを釣った前泊安彦さん