20日、新川大樹さん(チームOSC)はイザリでシガヤーダコの捕り方を習うため、師匠であるシーランドの奥平さんと、古宇利島の海岸へ出掛けた。
この日は思ったより、シガヤータコは捕れなかったが、上げ潮になった時、潮が引いた浅場を歩いて行って、タマン仕掛けを投げ入れてから、再び海岸へと引き返してアタリを待った。
エサはこの日に捕った新鮮なシガヤーダコ。奥平さんはこの方法で100%タマンを釣り上げていると言う。竿(さお)をセットして友人と釣り談議をしていると、鈴が鳴ったかと思ったら竿がゆっくりと曲がっていった。すかさず竿を取って巻き上げるが、遠投プラス海岸まで引き返した距離で仕掛けは200メートル以上先。巻いても巻いてもなかなか寄ってこない。やっと足元に寄せると、60センチ弱のタマンだった。
仕掛けが普通なら届かない遠いポイントに投げられること、エサが新鮮なシガヤーダコということで、高確率でタマンが釣れるのだろう。潮の干満に注意して、ベテランと同行で試してみてはいかがだろう。
各地で釣り人のマナーが問われています。安全第一にマナーを守って釣りを楽しみましょう。(おきなわ釣王国社・仲栄真修)
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