このところ大雨続きの台東では、果樹園や畑にカタツムリが現れ、農家は総出でカタツムリ狩りに精を出している。地元でカタツムリは、一斤(600グラム)200元(約700円)という高値で取引されており、農家にとっては格好の副収入になっている。
地元の郷土料理店関係者によると、地元産のカタツムリは、ぬめりの処理などに手間がかかるが、中国大陸やベトナムから輸入される冷凍ものに比べると格段に歯ごたえや味がいい。価格は牛肉より高いが、店では最も人気のメニューになっている。
カタツムリは本来、先住民のアミ族が好んで食していた食材だが、次第に地元の漢民族にも受け入れられ、今では台東の特産品として知られている。
【中国時報】カタツムリが格好の副収入 台東
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琉球新報社