【中国時報】中国から延べ182万人 解禁後の観光客


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 行政院(内閣)大陸委員会は6日、中国大陸からの旅客受け入れ開始後2年半の成果として、観光客は延べ182万人が訪台したと発表した。概算で観光業界や関連業界に910億元(約2600億円)の経済効果があったことが分かった。

 旅客(観光ツアー客とビジネス目的)の受け入れが解禁されたのは、2008年7月。10年の訪台者数は延べ163万人で、09年比で68%の成長。このうち観光客は延べ117万人で、ほぼ2倍を記録した。安定した成長を見せているため、政府は今年1月から、1日の観光客の受け入れ数を4千人に拡大している。
 2月中旬には、初の個人観光客受け入れが、上海住民を対象に始まるもようで、上海では早くも30代から40代のホワイトカラーを対象とした4泊5日の観光商品が発売されている。