八島小裏でタマン連発


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 石垣島在住の下里肇さんは、大きなタマンを求め、ここ数年は黒島や、西表島、鳩間島と釣行を重ねてきて、実績を挙げていたが、最近は思ったほど釣果に恵まれる事が少なくなってきていた。そこで、今度は逆に目線を変えて、以前に通った身近なポイント、通称「八島小学校裏」でシマダコの短冊をエサに釣りをしてみたら、良型のタマンが釣れた。

そこで次の日も竿(さお)を出してみると、またタマンが釣れた。そして次の日も、またまたタマンが釣れた。それもほぼ同じ時間にヒットした。

 ここのタマンは、夕方に近くの養殖場でエサをあげる時間に合わせて、回遊してくるようだ。10日も午後5時から仕掛けを投げ込んでいると、30分後に前アタリがあったかと思ったら、一気に竿が曲がった。急いで竿を取りゴリ巻きして魚を寄せてくると、足元のテトラの中に逃げ込まれた。近くで見ていた人に竿を持ってもらい、テトラまで下りて、尻尾をつかんで引きずり出したのは69センチの良型タマン。

 灯台下暗し、身近なポイントでタマンが連発するとはと、笑顔の下里さん。しばらくはこのポイント通いが続きそうだ。

 各地で釣り人のマナーが問われています。安全第一にマナーを守って釣りを楽しみましょう。(おきなわ釣王国社・仲栄真修)

2月10日、八島小裏で69センチ、4・7キロのタマンを釣った下里肇さん(フィードマン)
2月13日、伊是名沖の流し釣りで10キロのミーバイを釣った金城清勇さん(オーパFC)
2月7日、宜名真で尾長グレの42・4センチ、1・05キロを釣った東江司さん
2月8日、泡瀬一文字で36センチのアーガイほか数釣りした森根亮さん(チームIFL)
2月8日、読谷海岸でアオリイカの3・97キロを釣った上間直さん
2月13日、自作エギ(5寸赤黄)でクブシミの8・7キロを釣った山川健次郎さん
2月6日、糸満筏(いかだ)でマダイを数釣りした仲里尚さん(右)と英久さん
2月9日、カスミアジの75センチ、5・45キロを釣った喜屋武勇太さん