【中国時報】台湾車両の走行解禁 福建省で限定3ヵ月


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 台湾ナンバーの車の福建省内での走行が18日から解禁された。事前に「販売」の名目で通関申請をしていれば、フェリーで入国する際、その場で臨時のナンバープレートと運転免許証が発行される仕組み。期限は3カ月だ。

 費用は2000ccの乗用車で、運賃、通関費用、ナンバー登録料などを含めて、1台3万8千円前後。福建省のレンタカー料金が1日1万円前後であることから考えると、1週間乗るだけでも十分元は取れると、中台を頻繁に行き来する企業家は新制度の導入を歓迎している。
 以前台湾人が中国で車を運転するためには、筆記試験の受験が必要で、手続きも非常に煩雑だった。今後乗用車の他、バイクや観光バス、トラックなど営業用車両の走行も認められる。