平安座で71センチタマン


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 19日午後7時、がまかつから発売されるプロトタイプのタマン竿(ざお)をテストしようと平安座漁港に訪れた山城清友さん。シガヤーダコを餌に遠投してアタリを待っていると、午後8時30分に待望のあたり。最初の走りで20メートルくらい道糸を引き出したが、意外にあっさり寄ってきたのは71・5センチ、5・3キロの大型のタマンだ。

 山城さんは、磯釣りから船釣りまで数々の実績を持つ釣りの名手だが、釣果を上げるこつを教えてもらうと「何度も同じポイントに通って、そのポイントで釣れた時や釣れなかった時の気象条件をよく分析する事。天候に合わせて、ポイント選びをすれば、釣れる確率は高くなるはずです。特にタマン釣りは8割以上ポイント選びで決まります」と教えてくれた。

烏賊人ぱーりー

 エントリー数200人と県内最大の1日エギング大会(主催・沖縄スクウィドジャンキーズ)がうるま市平安座漁港を会場に開催された。当日は強風のため、各選手ポイント選びに苦労したが、競技終了間際に東仲村孝彦さんが1・97キロのアオリイカを釣り上げ大会を盛り上げた。

 主な結果は次の通り

〈アオリイカ部門〉
1位 東仲村孝彦 1970グラム
2位 平山武司 620グラム
3位 宮城唯史 270グラム

〈クブシミ部門〉
1位 安里ヒロシ 2940グラム
2位 喜瀬達也 1850グラム
3位 新垣泰 1480グラム

 各地で釣り人のマナーが問われています。安全第一にマナーを守って釣りを楽しみましょう。(おきなわ釣王国社・仲栄真修)

2月19日、平安座漁港で71・5センチ、5・3キロのタマンを釣った山城清友さん
烏賊人ぱーりーでクブシミ部門2位の喜瀬さん(左)とアオリイカ部門1位の東仲村孝彦さん
2月24日、投げ釣りでチンシラー57・7センチ、3・36キロと52・5センチ、2・61キロを釣った松崎賀恭さん(屋我地)
2月19日、タマン59センチ、3.06キロを釣った名嘉山琉斗君(小学2年生、釣り場は南原)
2月26日、アオリイカ1・73キロと1・19キロを釣った仲間究人さん(釣り場・那覇一文字)
2月24日、海中道路で1.26キロと1.84キロのアオリイカを釣った内間武志さん(エギ3.5、ピンク)
2月21日、ヤンバルでオナガグレ43・5センチ、1キロを釣った泉大輔さん
2月25日、糸満沖の五目サビキ釣りでシマアジ、シルイユ、カイワリなどを大漁した玉城さん(左)、滝田さん(中央)、中尾さん(釣り船・美咲都丸、金城猛船長)