【中国時報】外国人花嫁激減 経済停滞原因か 台湾国籍帰化22%減る


社会
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 台湾政府内省部(内務省)はこのほど、昨年台湾国籍に帰化した外国人が、一昨年比で22%減少したと発表した。帰化者のほとんどを占める外国人花嫁の帰化人数の激減が主な原因で、昨年は2004年度の3分の1に相当する5千人余りにとどまった。

 減少の原因として同部は(1)台湾経済の停滞(2)外国人妻に対するいじめ報道で、台湾人との結婚へのイメージが悪くなったこと(3)偽装結婚防止のため、政府の審査が厳しくなったこと―の三点を挙げている。
 帰化者のうち95%が外国からの花嫁で、04年までは毎年1万7千人余りが帰化していた。
 数は減少したが、出身地のランキングは変わらず、1位がベトナム。次いでインドネシア、ミャンマー、フィリピンとなっている。