【中国時報】東日本大震災で救援隊を派遣 14日、台湾政府


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 台湾政府は、東日本大震災の救援のため14日、特殊救援隊を派遣した。同隊は同日中に羽田空港に到着。日本政府の指揮の下に入り、被災現場で救助活動をしている。

 同隊は、台北市、新北市、台南市などの特殊救援部隊から組織されたもので、ニュージーランドやイランでの救援活動経験者も含むエキスパート集団。生命探査器や照明設備など2270キロの機材の他、自給のため、7~10日分の食料や物資も携帯して、日本入りした。
 台北市の松山空港で行われた出発式には、外務大臣ら政府関係者が出席。被災者追悼のため1分間の黙とうが行われた。式の後、日本交流協会の今井正代表に、防寒用の寝袋や衣料、食料など、第一便の救援物資の目録が手渡された。