パヤオでマグロ上がる


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 いよいよ待ちに待ったゴールデンウイーク。大物を求めて離島遠征や、身近なポイントでファミリーフィッシングと、各地で釣り人がにぎわう。しかし、ことしは例年に比べ水温が低いためか、タマン釣果は全体的にあまり上がっていない。ポイント選びに悩むところだろう。そこで今回は、離島と本島、ファミリー向けの釣り情報をお伝えしたい。なお、沖釣りではグルクンは食いがまだ渋めだがパヤオでマグロが釣れ始めた。

 伊是名・伊平屋・伊江島 タマンはポツポツ釣れているが、例年に比べ釣果は少なめ。沖釣りは、グルクンや流し釣りともに釣れている。

 沖縄本島北部 辺戸周辺や安田でフカセ好調。タマンは全体的に釣果少なめ。アオリイカ単発で2キロ前後が釣れている。

 本部釣りイカダではサビキ仕掛けで30センチ前後のアイゴ釣れていて、時々30~54センチのタマンも釣れている

 沖縄本島中部 泡瀬周辺でチヌ30~35センチポツポツ、カーエーがラマダ横、瀬良垣で35~40センチポツポツ。ルアーでオニヒラが釣れ始めた。宜野湾新漁港は10センチ前後のサバ数釣りで、オニヒラも狙える。ハンビーイカダは、胴付き仕掛けで、ガクガクやクワガナーがポツポツ。

 本島南部 那覇一文字のタマンはやや遅れていて、北堤のフカセやカゴ釣りで2~4キロやカツオの2~5キロ。南堤や北新堤のぶっ込みで2~4キロのタマンポツポツ。タイヤ・真ん中では15~20センチのミジュンやグルクンが釣れている。

 糸満イカダは、15センチ前後のグルクン数釣りで、時々アオリイカも釣れている。
 宮古島 カーエーの35~45センチが久松漁港・トゥリバー地区。川満漁港でチヌ25~35センチ数釣り。タマンは単発。

 石垣島 八島町やサザンゲート周辺でタマン60~70センチが釣れている。沖釣りではグルクンやシマアジ釣れ始めている。

 GW期間も、安全第一にマナーを守って釣りを楽しみましょう。(おきなわ釣王国社・仲栄真修)

24日、中城湾沖、マイボートでアオリイカ10キロ以上(最大3・2キロ)を釣り上げた小橋川優さん
23日、那覇一文字でサメ退治に出掛けたはずが22キロのロウニンアジを釣った仲井真剛さん
21日、那覇海岸で2・35キロと1キロアオリイカを釣った島袋重論さん
9日、北谷海岸で48センチ、1.96キロのミナミクロダイを釣った徳里優也さん
24日、泡瀬一文字でアオリイカの4・4キロ、3・8キロ、3・6キロを釣った功刀弘之さん
16日、恩納海岸で39.4センチと33.6センチのカーエーを釣った中村泉信さん
14日、瀬良垣で33.5センチ、700グラムのカーエーを釣った東江由季さん
17日、西崎海岸で65センチ、3.44キロのタマンを釣った国場俊さん(ハリス4号でのフカセ釣果)