【中国時報】支援には制度理解を 僧侶ら被災地で状況調査


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 台湾の佛光山本栖寺の満潤法師らはこのほど、仙台市若林区や名取市山元町などの避難所を訪問。被災状況と救援物資の需要などを調査。救援物資の迅速で的確に届けるためには、現地の制度への理解と心遣いも必要だと訴えた。

 現地視察を通し、海外からの救援物資には、日本語の表示と賞味期限の明記などが必要。また公平を期すため、各避難所が直接救援物資を受け取ることはなく、全て県などの公共機関を通して支給されていることが分かった。
 佛光山では2日間で65トンの救援物資を日本に輸送。毎日2トントラック3台で被災地に送り届けている。