【中国時報】史上最高坪670万円


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 先ごろ台北市で国有地の競売が行われ、市の中心地の中正区にある住宅地が、坪190万元(約670万円)という台湾史上最高の価格で落札された。設定価格の倍以上という高値となった。
 今回、国産局が競売にかけた国有地は、14筆。最高落札された土地は、最も人気が高かった約100坪の住宅地で、44社が入札。思わぬ高値に場内の入札者から歓声が上がる中、鄭と名乗る投資家が、1.95億元(約7億円)で落札した。
 不動産関係者によると、不動産業界の景気は回復しているとはいうものの、以前の活気はまだ戻っていない。が、中正区の地価は上昇傾向にあり、今年8月には、超豪華マンションが完成し、坪単価85万元(約300万円)で販売を開始している。同地区は政府機関や学校が集中する文教地区で、まとまった土地が売り出されることも少ないため、予想以上の高値になったとみている。