【中国時報】保釣運動40周年で若者の無関心論議


社会
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 保釣運動(尖閣保護運動)40周年を記念して中華保釣協会などは4月10、11の両日、「保衛釣魚台40周年大会」を開催。次第に風化していく尖閣保護への意識について、問題点が話し合われた。

 雑誌「科学月刊」の創刊者・林孝信氏は「われわれ古い世代の運動家が活動をやめれば、運動は終わってしまう」と若者の運動への無関心を危惧。「保釣」が若い世代に政治問題と受け止められていることが、若者の保釣運動離れの原因だと指摘した。
 社会運動家でもある文化大学の楊祖〓准教授は「教育を通して若い世代の保釣運動の歴史を伝え、問題に対する関心を喚起するべきだ」と述べ、保釣運動の将来を悲観する参加者に対し、教育も運動継承への方策であり、継承への努力を続けるべきだと強調した。

※注:〓は王ヘンに「君」