日本記録級バショウ


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 こどもの日の5日、友人のボートで釣りを楽しんだ福山豊光さん。釣果にも恵まれたこの日は、早めに釣りを切り上げることにした。港へ向かう航程でルアーを流しながらカジキを狙うことにした。最近好釣果が続いている慶良間堆を流すとすぐに当たりがきた。ジャンプを繰り返しながら激しく抵抗する様子から、魚はクロカワカジキだと思われる。本命のヒットに沸き立つ船内。40分のファイトの末、カジキは無事にランディングされた。しかしよく見ると魚はクロカワではなく特大のバショウカジキだった。

 港での検量の結果、重量は71キロ。自己記録となるバショウカジキに大喜びの福山さん。これまで国内で釣れたバショウカジキの記録は2007年5月27日に長崎県で釣り上げられた52キロで、今回の記録申請が認定されれば、記録を19キロ更新して日本記録となる予定だ。(リポート・大城耕)

新作ロッドで22・5キロロウニンアジ

 13日、GFG沖縄地区本部長の山城清友さんは、この日はタマンやガーラが釣れると読んで、仕事の前の早朝、平安座漁港で新製品のタマンスペシャル6号でタマンを狙った。仕掛けを投げ込んでアタリを待った。午前7時15分、6号竿(ざお)が大きく曲がり、リールから糸が引き出されていく。しかし、ベテランの山城さんは60メートルほど走らせて、魚を弱らせてから15分ほどで引き寄せたのは22・5キロのロウニンアジだった。

 梅雨シーズンですが、安全第一にマナーを守って釣りを楽しみましょう。(おきなわ釣王国社・仲栄真修)

5日、慶良間堆で日本記録となる71キロバショウカジキを釣った福山豊光さん(左端)
8日、平安座島で22・5キロ、118センチのロウニンアジを釣った山城清友さん
2日、鳩間島で130センチ、28.5キロのロウニンアジを釣った下里肇さん
13日、安謝港で47センチ、2・2キロのカーエーを釣った喜納稔さん
9日、西崎一文字70センチ、6.82キロのマクブを釣った幸地泰成さん
10日、宜名真で51センチを筆頭に良型のヒレーカーを数釣りした石川清久さん
14日、屋部川河口にてクロコショウダイ38・8センチ、1・16キロを釣った具志祐作君
4日、与論沖で7.5キロ~12キロのカンパチ他を大漁した(左から)新垣・金城・渡慶次・松田さん