アカイチャー最盛期


社会
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 県内でも人気のアオリイカには、シロイカ型、アカイカ型、クロイカ型の3種類が沖縄近海には生息している。シロイカ型は日本全土で数多く生息していて、最大でも2・5~3キロ程度の大きさだが、アカイカ型は3~5キロの大きさで、7キロ前後のモンスター級が釣れた実績もあるらしい。クロイカ型は最大で100グラム前後とかなり小型の種類でクワイカとも呼ばれる。

 5月26日、バリバスイスモニターの城間敏さんは、アカイチャーを狙って北中城村の熱田漁港より第二康丸にて出船した。まずは、水深20メートル付近をたたくと1キロほどのアカイチャーがダブルヒットした。次に水深50~90メートル付近を攻めた。このポイントではケイムラ+グロー色のエギに釣果があり、3・6キロのアカイチャーを筆頭に良型のアカイチャーが釣れ、トータル10匹が釣れた。

 台風直前の5月26日、ユニチカフィールドテスターの杉原正浩さんと、釣友の宮城調周さんは、シルイチャーと、ライトゲームでのタマンを狙って、うるま市平安座から海風で出船。タマンは釣れなかったが、300グラム~1キロ前後のシルイチャーを2人で8匹ほど釣った。

 そろそろシーズン終わりとなるシルイチャーに替わって、アカイチャーはこれから6~7月ぐらいまで楽しめそう。

 釣り場ではライフジャケットを着用し、安全第一にマナーを守って釣りを楽しみましょう。(おきなわ釣王国社・仲栄真修)

25日、3.6キロのアカイチャーを釣った城間敏さん
26日、1.2キロのシルイチャーを釣った杉原正浩さん
15日、北谷海岸で43.1センチ、1.3キロのチヌを釣った友寄裕貴さん
22日、チービシ沖で釣りを楽しんだ照屋寛晟君(左)と天琉君
26日、ロウニンアジ133センチ、36.65キロを釣った与那国(南牧場)の宮城文彦さん
20日、那覇で47・7センチ、2・14キロのカーエーを釣った上原裕幸さん
21日、東村・川田で67.7センチ、5.8キロのマクブを釣った仲村稔さん
26日、座津武で50.5センチ、2.17キロのアーガイを釣った池田博さん