5月22日、シーランドフィッシングアドバイザーの儀保順一さんはGT(ロウニンアジ)狙いで、ブルードラゴン(前田船長)で出船。当日は快晴に恵まれ、海上はべたなぎですぐにポイントに到着した。
すぐに同行していた山田さんが30キロのGTをキャッチ&リリース。今度は儀保さんのルアーの後ろから50キロは軽く超えているGTが追っているのを確認。いったん掛かるが、完全にフッキングはせずバラシ。そのままルアーを巻いていると、今度は大きなイソマグロがヒット。
どうやら、水中ではGTとイソマグロがルアーを奪い合っていたらしく、イソマグロがルアーを奪い取ったようだ。巧みな竿(さお)さばきで上がったイソマグロは45キロもあったが、巨大なGTを釣りたかった儀保さんは複雑な心境だったという。
各地で釣り大会
日釣振沖縄県支部主催のカーエー王座決定戦が6月3日から5日までの3日間行われ、県内のカーエー釣り師の王座を競った。主な成績は次の通り。
▽1位 比嘉良継45センチ、2・13キロ
▽2位 玉城正一41センチ、2・02キロ
▽3位 山城幸光43センチ、1・94キロ
GFG沖縄地区では6月4、5の両日親睦タマン釣り大会が開催された。主な結果は次の通り
〈大物賞〉
▽1位 仲宗根徹75・1センチ、5・66キロ
▽2位 比嘉定正63・7センチ、3・2キロ
▽3位新里良樹 60・7センチ、2・61キロ
〈総重量賞〉幸地泰成 11・26キロ
■ホワイトビーチ釣りトーナメント
周辺住民との交流を目的にホワイトビーチ内の埠頭(ふとう)を解放してホワイトビーチ釣りトーナメント2011(主催・ホワイトビーチレクレーションサービス)が開催され50組100人の日米の釣り師が釣りを通し親善を深めた。
釣り場ではライフジャケットを着用し、安全第一にマナーを守って釣りを楽しみましょう。(おきなわ釣王国社・仲栄真修)