【アルゼンチン】ウチナーグチ講座開設へ 県連理事会で決定


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 在亜沖縄県人連合会(屋宜宣太郎会長)はこのほど定例理事会を開催した。
 理事会での主な議題は(1)ウチナーグチ講座開設(2)青年部設置(3)会館安全対策のための費用ねん出で十ペソスの一万枚抽選番号を発行(4)これまで月、金、土曜日の週三日だったレストラン営業を、日曜日を除いて毎日にする-など。理事会ではこれらの徹底改革を決議、屋宜会長の本領が発揮されることになった。

 ウチナーグチ講座の開設については、米須清文副会長が提案した。講座を担当するのは「ユンタク会」という、これまで沖縄の歴史や風習について講演を続けてきている組織だ。
 アルゼンチンも完全に二世時代となり、日本語はもちろんのこと、ウチナーグチなどを話せる人が少なくなっている。文化が言葉で支えられている面を考えると、ウチナーグチ講座は最も大切だ。アルゼンチンウチナー社会は、沖縄県人連合会の今後の活躍に期待している。
 (新垣善太郎通信員)