辺野古沖タマン連発


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 6月29日のお昼すぎから、ライトタックルで狙うタマン釣りの取材で辺野古沖に出掛けた。釣り人はオーシャンルーラーの金丸竜児さんと、同モニターの野原康人さんとその友人の平田光則さんの3人。釣り船は第2豊仁丸で 船長の豊島龍司さんは35歳ながら辺野古周辺の海を知り尽くしたこれから注目の名船長。

 タマンの釣れる時間まで、同社のフェザージグを使ってイシミーバイや小タマンなどと1時間半遊んで、午後2時半すぎに船長のマル秘ポイントへと向かった。2時50分に金丸さんが、40センチオーバーのタマンを釣り上げると、数分後に50センチオーバーのタマンを平田さんが釣り上げた。

 そして3時10分、野原さんのルアーにこの日最大のタマンがヒットした。すごい勢いでリールからラインが引き出される。竿(さお)をためて、必死に耐えるが、PE1・5号とライトタックルなので無理はできない。慎重に寄せてくると60センチ、3キロの良型のタマン。この日は3人がターゲットのタマンを釣ったので予定より早上がりした。辺野古沖はまだ未開のポイントが多く、これから注目したいポイントだ。

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 第1回「TRIP in津堅島」

 3日、津堅島を会場に第1回「TRIP in津堅島」が開催された。これは津堅島で、ルアー釣りで、釣った魚の大きさではなく、釣った魚を携帯でメールして、その報告写真の楽しさ、沖縄らしさ、面白さを評価するというユニークな大会。当日は県内のルアー愛好家50人が参加して盛り上がった。

 暑い日が続きますが水分補給は十分に、安全第一にマナーを守って釣りを楽しみましょう。
 (おきなわ釣王国社・仲栄真修)

6月29日、辺野古沖のライトゲームで40センチオーバーと50センチオーバーのタマンを釣った金丸竜児さん(左)と、平田光則さん
7日、宜野湾新漁港で47・5センチ、2キロのチヌを釣った田島司さん
6月26日、宮古佐良浜漁港でヒーフチャー、ミーバイを釣った(左から)前泊圭吾君、濱川涼雅君、石嶺海樹君、仲間喜寿君
2日、読谷海岸で59・5センチ、55センチ、45センチのタマンをヤマトビーの切り身で釣った下地孝明さん
3日、読谷海岸で66センチ、4.1キロと64センチ、3.42キロのタマンを釣った神谷嘉盛さん
8日、金武海岸で120センチ、22.2キロのロウニンアジをイラブチャーをエサに釣った徳永邦彦さん
9日、チービシ沖で63センチ、3.55キロと63センチ、3.25キロのタマンを釣った玉城まさみさん(エサグルクン)
3日、釣りの楽しさが伝わる「TRIP in津堅島」で1位になった太田さん(中央)