【中国時報】台南市に「野球村」 14年完成、日韓キャンプ誘致


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 台南市の頼清徳市長はこのほど、市内に東南アジア最大の「野球村」を建設すると発表した。

 完成は2014年の予定で、完成後は日本や韓国のプロ野球球団の春季と秋季のキャンプ誘致を計画している。
 場所は高速道路のインターチェンジからわずか5分の市内和順寮地区。面積は30ヘクタールで、1万5千人から2万人収容の大型球場と簡易グラウンドを各一つ、三つの練習場と二つの室内練習場のほか、宿泊施設や野球学校としても使える管理棟を建設する予定だ。
 元球児であり、熱狂的な野球ファンでもある頼市長は、就任直後から建設に向け視察や調査などを行い、実現にこぎ着けた。「台南は沖縄や宮崎より気候や環境的に優れており、春のキャンプをぜひ誘致したい」と意欲を示している。