【中国時報】中台シルバー層、消費傾向に違い


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 台湾政府の調査機関IEKが主催する中台の高齢者の消費傾向と健康管理に関するビジネスチャンスに関する会議が7月15日、台北で開催され、高齢化が進む中台双方のシルバー層の消費傾向や今後の見通しについて報告がなされた。

 情報収集方法では、台湾の高齢層のインターネット接続時間が中国の2・5倍と多く、多くの情報はネット経由で得ているのに対し、中国は電話での通話時間が1・3時間で台湾の2倍と長く、情報の多くをテレビから得ていることが分かった。
 家庭内での消費に関する決定権については、台湾の高齢者の80%以上が権限を持っているのに対し、中国は66%とあまり高くはなかったが、子女が両親に贈答品を贈ることが台湾より多く、新たな市場を形成している。