24日、前島沖に友人の船で流し釣りに出掛けた福山豊光さん。午後1時、ムルーらしい小物のアタリがあり、軽くアワセてみたら、ものすごい重量感で竿(さお)が満月のように曲がり、ギィー、ギィーとラインが出ていく。
あまりラインを出しては根に逃げ込まれる。しかし、仕掛けはハリス8号、鈎(かぎ)はチヌ鈎9号のシルイユー狙いの細仕掛け。ギリギリのドラグ調整で慎重にやり取りをしていると、40~50メートル程走ったところで走りが止まった。
慎重にポンピングして魚を浮かす事を試みると、ゆっくりと魚が浮いてきた。約15分のファイトで海面を割って浮上したのは42キロのでっかいアーラミーバイであった。
福山豊光さんと言えば今年5月5日に71キロのバショウカジキを釣り上げ、日本記録に公認されたばかり。今年は出来過ぎだと満面の笑みで答えた福山豊光さん。今度はどんな奇跡を起こしてくれるか楽しみだ。
ファミリー釣り大会
24日、財団法人日本釣振興会沖縄県支部主催のファミリー釣り大会が、宜野湾新漁港を会場に開催された。本大会には釣り好きな親子や友人たち100人が参加して、釣りを楽しんだ。
1位 来間大空 550グラム ヤガラ
2位 仲宗根海斗 550グラム ボラ
3位 浜里けいたつ 440グラム ブダイ
暑い日が続きますが水分補給は十分に、安全第一にマナーを守って釣りを楽しみましょう。(おきなわ釣王国社・仲栄真修)