【中国時報】大幅に予想下回る 中国からの旅行客


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 台湾政府観光局は7月28日、中国からの個人旅行客の受け入れが始まって約1カ月間に台湾を訪れた中国人観光客が、予想を大きく下回る633人だったと発表した。同局では解禁後3カ月の様子を見て、中国側と手続きなどについて検討することにしている。

 低迷の原因について同局では、解禁当初、国内メディアがあまりにも大きく取り上げたため、個人旅行を楽しみたかった観光客の不興を買ったことも大きな一因だとみている。現在、中国で発行されている個人の台湾渡航許可は北京で4780人、上海で4790人。台湾側の移民局には7月27日現在、1777人がビザを申請し、1356人に発給された。同局では各自治体にも働き掛け、中国での誘客キャンペーンを行うことにしている。