【中国時報】路線バスに英語表示 日本人観光客の苦情応え


この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報社

 台北市政府は、外国人旅行客も気軽に路線バスを利用できるようにするため、各バス会社に対し、15日から料金徴収の方法を統一し、英語でも車内に表示するよう通達を出した。半年前新聞に掲載された日本人観光客の苦情に応えたもの。

 台北市の路線バスは、統一料金だが、乗車時に料金を支払った場合、一定の距離を超えると、下車の際に再度料金徴収。あるいはその逆の方法で料金の徴収を行う特殊な方法を取っている。いつ支払うかは、「上」「下」という文字が示されるだけで、分かりにくかった。
 今回の通達で、「pay on boarding」など英語表記が加わるほか、路線図は路線ごとに色を変え、カラーで表示。徴収方法も始発からは乗車時に徴収し、後半は下車時に徴収する方式に統一される。