糸満イカダ絶好調


社会
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 夏休みも後わずかとなった8月20日、越来小学校6年の石川舜君はお姉さんの麗華さんと午後1時に糸満釣りイカダにサビキ釣りに出掛けた。通称「製氷機前」から乗船、7分ほどでイカダに到着。早速サビキ仕掛けを下ろすとミジュンやガチュン、グルクマーなどの小魚が次々釣れて、3時間ほどで2人で150尾くらいも釣れて夏休みの良い思い出となった。糸満釣りイカダは水深約15メートル、収容人数は約20人で、イカダの上にはトイレやテントも設置されているのでファミリーでも楽しめる。現在サビキ釣りが好調で半日で1人50~100尾くらい釣れる。仕掛けはサビキ仕掛けの針1号と小さいものがお勧めで、サビキの白が食いが良いようだ。じっくり粘ればミーバイやチヌやガーラも釣れる。

 ■イカダ渡し料金(午前8時~午後5時)。大人1500円、小学生千円、幼児500円(釣り具レンタルあり)。問い合わせはつりぐのぞうさん(電話)098(995)3117。

 本部カヤック&ミニボートフィッシング大会

 21日、台風の影響で2回延期となっていた本部カヤック&ミニボートフィッシング大会(主催・本部海洋まつり実行委員会)が本部イカダ周辺をポイントに開催された。本大会はカヤックと9・9馬力で4メートル未満の小型ボートのオーナーが対象で、31人が参加して8時~12時まで釣りを楽しんだ。小型ボートやカヤックでの釣りながら、オオマチやアカジン、タマン等が釣れて大いに盛り上がった。

 主な結果は次の通り。
▽重さの部 1位平山武司2・62キロオオマチ、2位照屋優960グラムタマン、3位下里孝900グラムタマン
▽長さの部 1位宮城大介84センチ、2位島袋哲男42・5センチ、3位 嘉陽聖 25センチ

 暑い日が続きますが水分補給は十分に、安全第一にマナーを守って釣りを楽しみましょう。
 (おきなわ釣王国社・仲栄真修)

20日、糸満イカダで入れ食いを楽しむ石川麗華さん(右)と舜君
18日、安波沖で35キロ、1メートル25センチのアーラミーバイをPE3号で釣った前原寛さん
15日、タマン68.6センチ、4.3キロ、宜野座海岸で高良政也さん(右)
16日、知念漁港で105センチ、15.4キロのガーラを釣った新崎洋さん
21日、本部カヤック&ミニボートフィッシング大会でカヤックで2・62キロのオオマチを釣って重さの部で優勝した平山武司さん
20日、久高島で62.1センチ、3.3キロのアカジンを釣った仲西常雄さん
17日、南原漁港で41.5センチ、1.19キロのチヌを釣った城間啓二さん
20日、西崎一文字で78センチ、3・28キロのコチを釣った百次仁弥さん