【中国時報】3年で外貨収入5800億円 中国人観光客受け入れ


この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報社

 台湾が2008年7月に中国からの観光客受け入れを開始してから今年で丸3年。その間の中国人観光ツアーがもたらした外貨収入は1269億元(約3400億円)。中国人観光客全体の外貨収入は2151億元(約5800億円)に上ることが分かった。

 観光客1人の1日当たりの消費額では、日本人が283・81ドルで最も多く、中国人はそれに次ぐ245・34ドルだが、物品の購入に充てる費用では、中国人が1日138ドルと日本人を抜き最も多かった。
 観光客数の成長率は、00年から08年までは6・67%だったが、08年の受け入れ解禁を機に14・81%に急上昇。アジア各国の成長率である5~7%を大きく上回った。業界ではこの傾向が今後も続くとみている。