【中国時報】日台、航空自由化へ 22日に協定締結


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 先ごろ修正された日台の航空協定では、東京を除く路線の開設などを全面的に自由化。いわゆる「オープンスカイ」にほぼ近い状況になることが分かった。事実上、日本政府の出先機関である日本交流協会の次期会長が22日、台湾で協定の締結文書を取り交わすことになっている。

 羽田発の便では、新たに午後10時から午前7時までの時間帯に、週2便を増便。その他の大阪、名古屋、福岡などの地方空港は航空会社が、台湾国内の各空港に自由に路線の新設・増便を行うことができるようになる。
 航空会社の新規参入にも制限はなく、台湾では主として国内線や中台間で路線を運航していた復興航空なども参入を検討。LCC(格安航空会社)の参入の可能性も高く、競争の激化で料金は2割ほど安くなるとみられている。