厳しい暑さも朝夕になると秋の気配を感じるこの季節になると、各地で今年生まれたミーイチャー(アオリイカの赤ちゃん)が釣れ始める。13日、シーランド・フィッシングアドバイザーの儀保順一さんは今年初のエギングに出掛けた。午前7時、残波岬を出発して、読谷海岸から本部海岸をラン&ガン(ポイントを探ってはポイントを移動すること)で攻めた。台風接近による強風を避けて、風裏となるポイントを丹念に探ってみるが、ミーイチャーの影は見えず、時々釣れるのは手の平クラスのクブシミ2杯のみ。当日はエギへの魚のアタックが多く、ミーイチャーの姿が見えない厳しいコンディション。午後は一気に本部まで移動し、山川漁港でやっと200グラムのミーイチャーをゲットしたが、後が続かない。再び読谷に引き返し手の平サイズのクブシミを追加してこの日の釣行を終えた。この時期ミーイチャーは群れに当たれば数釣れるしポイントも比較的空いているし、ポイントによってはキロアップも釣れているので、これからエギングを始めるビギナーにはお勧め。エギは大型狙いなら3寸、数狙いなら2・5寸が良いとのこと。ポイントを回って感じたのは釣場のゴミのポイ捨て。ゴミは必ず持ち帰ろう。
大型ガーラ連発
15日、がまかつ沖縄地区本部長の山城清友さんは夕方から大型ガーラ狙いで平安座島に出掛けた。午後6時30分、タマンスペシャル6号にヒット。急いで竿(さお)を手に取り1~2分くらいファイトしていると、もう1本の竿にもヒット。2本目は50メートルほどラインを出したところで針ハズレ。最初にヒットしたガーラを釣り上げると110センチ、17キロのガーラだった。竿(がまかつタマンスペシャル6号)、リール(シマノステラ20000)、針(がまかつタマンスペシャル22号)、ハリス(バリバス20号)、幹糸(ソルティガセンサーPE5号)、餌(ダツ=シジャー)。北谷の立ち入り禁止区域に侵入して、ゴミを散らす釣り人がいると苦情がありました。マナーを守って釣りを楽しみましょう。(おきなわ釣王国社・仲栄真修)