【中国時報】スイマー台湾到着 与那国から6人


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 東日本大震災に200億円を超える義援金を送り支援した台湾に感謝の意を示そうと、日本の一流のスイマー6人が17日、与那国島を出発。台湾北東部の蘇澳まで120キロを52時間かけて泳ぎ切り、19日午前、台湾に到着した。

 一行は17日午前6時5分、台風15号と16号の影響で荒れる与那国島を出発。急な海流もあり150キロと予想された距離を予定より4時間遅れたものの、見事に泳ぎ切り、宮城、岩手、福島3県知事の馬英九総統に宛てた感謝のメッセージを手渡した。
 台湾の日本交流協会では19日、歓迎夕食会を開催。隊長の鈴木一也さんは、出発後間もなく、ウミガメやクジラが共に泳いでくれたエピソードを披露。夜はイルカが鳴き声で誘導してくれたとも語った。