【中国時報】おみくじ解説者養成 嘉義県の道教廟


この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報社

 嘉義県の道教廟・御龍宮は18日、廟によって異なる難解なおみくじを正確かつ平易に解説できる人材を養成するべく、他に類を見ない弟子取りを行った。弟子は「解籤」と呼ばれる解説ボランティアとなるべく、修行を続けていく。

 道教廟ではそれぞれ異なるおみくじを用意しており、現在台湾の廟だけでもその種類は約120種。いずれも難解な漢詩で書かれているため、「解籤」による解説が必要だが、1万5千を超える廟のうち、「解籤」が常駐しているのはわずか9%と不足している。
 今回弟子入りした26人の多くは台湾出身者で、34歳から69歳まで。職業も美容師や元教員、会計士、企業経営者と多彩だ。今後弟子たちは「解籤」の研修を受けるほか、おみくじの調査収集などの作業も行っていく。