福建省にある厦門大学は先ごろ、ゴルフを必修科目とすることを決めた。対象は、企業管理、法律、経済、情報工学系の学生。ゴルフを身に付けることで、コミュニケーション能力を高めてほしいとしている。
同学の朱崇実学長は、「ゴルフも健康的な運動の一つだ」「大学教育も市場の需要に応えていかなければならない。エリートを育てるためには、エリートのための教育があってしかるべきだ」としている。
以前中国でゴルフは、欧米的腐敗の象徴と見なされていたが、近年の経済の発展と生活レベルの向上に伴い、ゴルフ愛好者も急増している。
同学の措置に対し教育関係者の中からは、「地方大学は基礎的な教育も不十分だ。ゴルフなどしている場合ではない」など、多くの批判が出ている。
【中国時報】ゴルフ必修化し「エリート教育」 福建・厦門大
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琉球新報社
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