【中国時報】日台航空協定を延期 日本側「準備不足」で


社会
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 日台間のオープンスカイの礎ともなると見られている新しい航空協定の締結が、予定の前日になって、日本側の申し出により延期されていることが分かった。台湾のメディアは、中国政府の干渉だと見ている。

 台湾側の窓口である亜東関係協会の蘇啓誠副秘書長は、新協定に関してはこれまで長期にわたり協議を重ね、双方の合意に達していたにもかかわらず、日本側が「準備不足のため締結を延期する」と通知してきたとしている。
 中国政府の干渉に関して同氏は、メディアの憶測と否定したものの、日本政府が否定しなかったことにも言及した。
 多くの官庁に関わる協定であるため時間を要しているが、観光など人的交流の促進が期待できる新協定であり、日本側は依然締結に前向きな姿勢であるとも述べた。