琉球新報社 
ペルー沖縄県人会の会長にこのほど、ルイス嵩原さん（６３）＝大宜味村系・３世＝が就任した。９月１５日に県人会館・西銘順治大ホールで、嵩原さんら三役の就任式があり、ルイス上村日系人協会長、赤嶺貴子日系婦人会長、ホルへ川門ＡＥＬＵ会長、諸見里美恵子ペルー沖縄婦人会長、日系人協会顧問、県人会顧問、在ペルー各市町村人会代表ほか多数の会員が出席した。
任期満了に伴い、８月１３日の総会で、嵩原さんは唯一立候補届を提出し、出席者多数の推薦を受けて２０１１年から１３年までの任期で会長職としてかじを取ることになった。
冒頭、あいさつに立った前会長のビクトル安里さんは「本会創立１００周年という大きな節目の記念祝典を、母県から上原副知事をはじめとする４０人近い慶祝団の参加の下、関係者各位のご支援、ご協力を得て盛大に催すことができました」と謝意を述べた後、嵩原新会長へエールを送った。
就任あいさつで嵩原新会長は「本会のモットーである融和と協調精神を引き継ぎ、若い層を幹部に起用して将来に活躍できる人材を育てていきたい」と抱負を述べた。
嵩原さんは現ＷＵＢペルー会長。０３年から０７年まで在ペルー大宜味村人会長を務めた。
０５年の県人会国際渉外部長を皮切りに０６年に幹事長、０７年に再び国際渉外部長、０８年から１０年まで日系人協会の国際渉外部長として活躍した。
ほかの役員は次の各氏。
▽相談役 ビクトル安里
▽副会長 フェルナンド仲宗根
▽幹事長 アルトウーロ屋良
▽会計 マキシモ安仁屋
▽監査役 仲田幸弘、玉城正一、伊礼英夫。
（赤嶺光弘通信員）
