【中国時報】小金門島買収に意欲 中国富豪、ゴルフ場計画


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 中国華彬グループの厳彬主席理事長は先ごろ、自ら金門島を訪れ、金門県政府と同県の小金門島購入に関する折衝を行った。政治的な問題もあり、購入は非常に難しい見通しだが、厳氏は新たな観光開発プランを打ち出すなど、交渉を続ける意向だ。

 中国の富豪番付で4位の厳氏は、たびたび台湾を訪れる台湾好き。今年3月、金門島を訪れた際小金門島の観光的価値に注目。非常に強い購入意欲を示していた。
 同島は面積1万4851平方キロメートルで、人口は1万人弱。新プランでは、対岸の厦門と金門にそれぞれ9ホールのコースを設け、途中で船で金門に渡り、ゲームを続けるという画期的なゴルフ場建設を提案している。金門側も同プランには乗り気で、誘致のための埋め立て事業の検討に入っている。