【中国時報】密輸のスマホ売れ行き不調 北京、価格半額に


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 iPhone4Sの密輸品が先ごろ、北京市場に登場。しかし、売れ行きは絶不調で価格は急降下しており、わずか1週間で、1万6千元(約19万円)から、半額の7千元から8千元(9万円前後)にまで急落していることが分かった。

 IT関連企業が集まる北京の中関村では、エリア全体の一日の販売台数がわずか10台程度。北京のアップル旗艦店近くの闇店舗では、密輸品を販売する客引きも出ているが、販売しているのは依然iPhone4だ。
 この現象について中国のアップル関係者は、消費者はiPhone5の発売を期待していたが、機能的に特に大きな進歩が見られない4Sに対し、消費者が失望しているとみている。一方、iPhone4は、4S発売で逆に人気が急上昇。品薄状態が続いている。