キス狙いが大物コロダイ


社会
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 普段は船からの大物釣りを楽しんでいる釣りクラブ「オーパ」のメンバーも最近はマイボートでのキス釣りに熱中している。体の割に引きの強いキスは釣って良し、食べて良しの魚で、大物釣りに負けない魅力があるようだ。
 6日、まだキス釣りの経験のない仲程康成さんはメンバーに誘われてボートでキス釣りに出掛けた。

 お昼すぎにメンバー5人で2隻のボートに分乗して泡瀬漁港を出船。仲程さんと崎浜秀智さんと私の3人の乗ったボートは、最初に赤灯台周辺を攻めたがあまり釣果が上がらず、泡瀬通信隊前に移動。小さな冷凍島エビをエサにちょい投げしていた仲程さんの仕掛けに大物が食い付いた。ギィーとドラグが鳴り、すごい勢いでリールから道糸が50メートルも出ていく。魚の勢いが止まらないので、アンカーを揚げボートで追った。魚はボートの周辺を右に左に走り回るが、道糸PE0・8号、ハリス2号、針9号とキス釣り狙いの仕掛けなので、無理はできない。5分ほど慎重にやり取りをしていると、さすがに魚も弱ったのか徐々に魚が浮いてきた。水面に浮いたのは大きなコロダイ。タモ網を持っていなかったので、崎浜さんが手にタオルを巻いてハンドキャッチ、見事65センチ、3・5キロのコロダイを釣り上げた。その後は海邦公園前に移動して15~23センチほどのキスを釣り上げ、この日の釣りを終えた。

第3回GFG沖縄ファミリー釣り大会
 6日、うるま市石川球場横のビーチで第3回GFG沖縄ファミリー釣り大会が開催され、メンバーの親睦を深めた。主な結果は次の通り。
▽1位・赤嶺弘文ファミリー1450グラム
▽2位・名城健作ファミリー800グラム
▽3位・上原和也ファミリー730グラム

松田実講演会
 13日午後6時、沖縄市泡瀬漁港内産業交流センターで、がまかつフィールドテスター松田実氏の講演会および新商品の説明会が開催される。入場無料。
 朝夕はだいぶ涼しくなりましたが、マナーを守って安全に釣りを楽しみましょう。(おきなわ釣王国社・仲栄真修)

4日、水釜で94センチ、640グラムのタチウオを釣った親富祖良太さん(右)
10月29日、宜名真漁港で13キロのフグを釣った上原義徳さん
6日、マイボートで65センチ、3.5キロのコロダイを釣った仲程康成さん(左)とキスを釣った崎浜秀智さん
6日、第3回GFG沖縄ファミリー釣り大会に参加した皆さん
10月30日、泡瀬一文字で70.5センチ、4.24キロのタマンを釣った呉屋良浩さん
3日、安謝にて65センチ、5.2キロのマクブを釣った垣花恵秀さん(チーム三平)
10月25日、北谷海岸のルアー釣りで55.5センチ、1キロのサワラを釣った比嘉昌海さん